【授乳】 母乳と育児用ミルクを比較してみた

母乳が良いって聞くけど、母乳と育児用ミルクどっちがいいの?

 

6か月から保育園に預けるので母乳があげられなくなる

 

なすかる
なすかる

母乳にはさまざまなメリットがありますが、育児用ミルクにもメリットはあります

 

そこで今回は、母乳と育児用ミルクを徹底比較してみます

 

こんにちは、なすかるです。

妊娠しているお母さんの中で「母乳で育てたい」と考えている方の割合は9割を超えているそうです。

確かに母乳育児にはたくさんのメリットがありますね。

しかし、ご家庭によっては母乳で育てたくても育てられないお母さんもいらっしゃいます。

今回いろいろ調べていると、完全母乳にこだわりすぎて苦しまれている方や、「早くに母乳をやめてしまうのはかわいそう」というネガティブな意見があることを知りました。

本当に育児用ミルクで育った子どもはかわいそうなのでしょうか?

 

こんな方におすすめ

 母乳と育児用ミルク、どちらが

  良いのか迷われている方

 

 完全母乳育児に疲れている方

 

 生後3か月~1歳未満の間に

  保育園へ預ける予定のある方

 

3歳児神話(3歳までは母親が家庭で子育てをした方が良いという考え)同様、『母乳育児』も世の中に深く浸透していますね。(ちなみに私は「3歳児神話って古くない!?」派です)

今回の記事を読み、それぞれの良さを知ったうえで、「私はこうしていこう」と選択していただければうれしいです!

 

母乳と育児用ミルクを比較

 

母乳・育児ミルクの主な特徴

 母乳育児用ミルク

 

・初乳(産後3~5日)
  免疫物質やミネラルが
  多い
  (鉄、カルシウム等)

・成熟乳(産後2週間~)
  脂質や糖質が多い
  (エネルギーが高い)

・鉄、ビタミンK、
 たんぱく質が不足する
 ことがある

・母乳に不足しがちな
 栄養が含まれている
(鉄、ビタミンK、
 たんぱく質などを
 多く含む)

含まれる
(病気や感染症に
なりにくい)

含まれない

消化しやすい
(腹持ちが悪い)

消化しにくい
(腹持ちが良い)

 

メリット・デメリット

 母乳育児用ミルク

・ミルク代がかからない

・すぐに与えられる

・赤ちゃんがおっぱいを
 吸うことで、産後の
 回復を促すホルモンが
 出る

・飲んだ量が
 分かりやすい

・腹持ちが良いため
 母親の負担が減る

・用事がある時に
 預けやすい

・比較的場所を選ばず
 授乳できる

・飲んだ量が分かりにくい

・腹持ちが悪い

・母親が食べた食事の
 影響を受けやすい

・哺乳瓶に慣れてないと
 預けにくい

・外出時、授乳する場所を
 探す場合がある

・粉ミルクを買う
 コストがかかる

・ミルクを作る手間が
 かかる

 

 

なすかる
なすかる

それぞれに良さがありますね

 

授乳についてのアドバイス

母乳と育児用ミルクで迷っているあなたへ

 

結論

母乳を飲ませて育児をしていく中で

 

『母乳が出ない』

 

『赤ちゃんの体重が増えない』

 

『保育園へ預けないといけない』

 

など、赤ちゃんとお母さんの身体や

ご家庭の事情に合わせ

育児用ミルクを使いましょう

 

上の表からも分かるように、母乳にも良さがあり、育児用ミルクにも良さがあります。

どちらが良いとは言い切れませんし、どちらかに決める必要もないと思います。

栄養の面では、母乳・育児用ミルクも赤ちゃんの健康や成長に必要な栄養は十分に含まれているので、どちらで育児をしても赤ちゃんは元気に育ちます。

ご家庭の事情に合わせ、検討してみてはいかがでしょうか。

 

1歳未満で保育園に預ける予定のある方へ

1歳未満で保育園に預ける予定のある方は、入園する前までに育児用ミルク(哺乳瓶)に慣れることをおすすめします。(すでに1歳に近いお子さんや、ストローが使えるお子さんは、哺乳瓶に慣れる練習をする前に、保育園に相談されてみてください)

保育園では入園後、2週間から1か月くらいの期間で慣らし保育を行います。

1日預かれるようになる大きな目安は、『食べる』『眠る』ができるようになること。

食べれないとしっかり眠れないので、どちらかといえば『食べられるようになる』ことの方が大切です。

園での食事が進まないとお子さんもお腹がすきますし、保護者の方も仕事復帰に間に合うのか心配になりますよね。

特に、ミルクだけ飲んでいる小さなお子さんや、離乳食とミルクで過ごすお子さんを預ける予定のある方は、ぜひ検討されてみてください。

 

保育園でのエピソード

6か月で入園したお子さんの話です

 

完全母乳のため、哺乳瓶に慣れてなく、離乳食も進んでなかったので、園で過ごす間、なかなか飲食ができませんでした

 

家庭でも哺乳瓶を併用していただき、園でも哺乳瓶やスプーンを使って育児用ミルクをあげ続けましたが、慣れるまですごく時間がかかり、お母さんの仕事復帰にも影響が出てしまいました

 

母乳にこだわりすぎないで

母乳から得られるものはたくさんあるのも事実ですが、母乳があまり出ないお母さんもいます。

仕事復帰されるお母さんなど、さまざまな理由があって、育児用ミルクを併用している方もいらっしゃいますよね。

「母乳じゃないと愛情が不足する」なんて言っている人もいますが、そんなことはないです。

お母さんを過度に追い詰めないよう、周りの人も配慮したいですね。

 

なすかる
なすかる

ちなみにですが、保育園も育児用ミルクで保育をしています

 

1対1の時間を大切にし、抱っこをして、愛情を注ぎながらミルクをあげています

 

育児に困ったときは

母乳や育児用ミルクの事だけでなく、子育てをしているといろんな悩みが出てきますよね。

ネットで調べて解決できることもありますが、病気や発育の事、何か気になることがあれば、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。

・かかりつけ医
・お住いの自治体の子育て相談窓口  など

 

「こんなこと聞いてもいいのかな?」と心配しなくて大丈夫です。

『相談窓口は相談を待っている窓口』

遠慮せずに聞いてみましょう。

誰かに話すと気持ちがスッキリしますし、専門家に聞くと安心できますね。

 

なすかる
なすかる

私でお役に立てることがあれば

ご相談ください!

 

さいごに

今回のまとめ

 

母乳・育児用ミルクには
それぞれの良さがある

 

母乳育児をする中で

 

『母乳が出ない』

『子どもの体重が増えない』

 

など子どもやお母さんの身体や
家庭の事情に合わせ
育児用ミルクを併用しよう

 

母乳で育てないと愛情が不足する
なんてことはない

 

周りの人はお母さん対し
過度な不安を与えないよう気をつける

 

子育てに困ったときは
一人で抱え込まず誰かに相談しよう

 

いかがでしたか。

子育てには正解がなく、経験や考え方の違いからさまざまなアドバイスが飛び交っています。

アドバイスによっては「こうしなきゃだめなんだ」と思い込んでしまうこともありますよね。

お母さんとお子さんの健康と幸せを一番に考え、ご家庭に合った選択ができるといいですね。

 

なすかる
なすかる

最後までお読みいただきありがとうございました!

今後ともあなたのお役にたてるよう、ブログを更新していきます

良かったらご覧いただけるとうれしいです!

 

 

 

 

 

 

 

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